審査会から

表現ひと工夫に挑戦を

 審査会で田中しょうさん、西沢まもるさんから出た意見を選評としてまとめました。

  今年も力作がそろいましたね。入賞作品はいずれもレベルの高いものになりました。
小学生の部の最優秀賞、長崎さんは、これだけのきれいなクッションを丁寧に描き、楽しそうなお部屋の雰囲気、そして動きも上手に表現できました。優秀賞の木内文恵さんは、はっきりとした色づかいで明るい未来の町を描きました。きつさを感じさせず、うまく色のバランスをとっていますね。妹さんの木内佐衣子さんは、構図、色づかいがともに素晴らしい。自分なりのキャラクターも存在感があります。大谷さんは自分の願いを丁寧に、あたたかく表現しました。宮尾さんはきれいな線が描けていて、絵が好きなんだな、という気持ちが伝わってきます。
中学生の部では最優秀賞の伊藤さんの1点のみが入賞。「うまい」の一言です。画面の中のどの部分を切り取っても、作品として見られそうな、細かいつくりです。これからさらにがんばってほしいですね。
全体的には、自分の思いを表現するアイデアをもう一工夫してみたら、素晴らしい作品になるだろうと思えるものがけっこうありました。絵が好きな人は、どんどんそういう作品づくりに挑戦してみてほしいですね。