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2010参院選

参院選県区に立候補した現新6氏が参加した合同個人演説会=1日夜、宮田村民会館

 11日投開票の参院選県区(改選定数2)に立候補した現新6氏による合同個人演説会が1日夜、上伊那郡宮田村民会館で開かれた。日本青年会議所長野ブロック協議会を母体とする「信州(ふるさと)の未来(あす)を考える会」(熊谷弘会長)が企画。約250人が耳を傾けた。
 届け出順に、自民党新人の若林健太氏(46)、共産党新人の中野早苗氏(62)、民主党新人の高島陽子氏(42)、民主党現職の北沢俊美氏(72)、みんなの党新人の井出庸生氏(32)、諸派新人の臼田寛明氏(44)の6氏が出席。
 景気対策について、若林氏は「農商工が連携して付加価値をつくり、伝統文化に根差した地域の強みを政策に応用する」と強調。中野氏は「無駄な公共事業を見直して暮らしに密着した事業を増やし、地元の仕事と雇用を確保する」と訴えた。
 高島氏は「雇用を生まなければ景気は浮揚しない。若年者、シニアの雇用を政治がバックアップする」と主張。北沢氏は「自由に使える金を地方に回すことで、地方が独自に景気対策を取れるシステムを構築する」とした。
 井出氏は「雇用の活性化、流動化が必要。即戦力の20、30歳代が転職しやすい雇用環境をつくりあげる」と指摘。臼田氏は「ロボット産業など新しい産業や、リニア新幹線の整備に投資することで経済効果を生む」とした。
 医療、介護など社会保障や少子化対策といった暮らしをめぐる課題について、若林氏は「一律に現金を支給するのではなく、対象を絞って必要な人に必要な施策を実施する」と主張。中野氏は「後期高齢者医療制度は廃止。高齢者の医療費は無料にして安心な医療を実現する」と述べた。
 高島氏は「小さな子どもを身近なところで支える仕組みが足りない。地道な取り組みが必要だ」と指摘。北沢氏は「どのくらいの年金がもらえるのかはっきり分かる、年金通帳(の仕組み)を早急につくる」と訴えた。
 井出氏は「保育所の拡充など環境面の整備が重要。産みやすく育てやすい環境をつくっていく」と強調。臼田氏は「将来的には75歳定年を視野に入れ、高齢者ができる仕事を生み出すことが必要だ」とした。
 同団体の合同個人演説会は6日午後7時から、長野市生涯学習センターでも開く。

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