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2014 長野県知事選

阿部氏、広く浸透 知事選終盤情勢、追い上げ図る野口氏

2014年08月07日(木)



 10日投開票の知事選で、信濃毎日新聞社は6日、県内の有権者1018人を対象に4〜6日に実施した電話世論調査の結果や取材を総合し、終盤の情勢を探った。立候補している無所属3氏のうち、現職の阿部守一氏(53)が広く浸透、新人で信州大名誉教授の野口俊邦氏(71)は追い上げを図っている。2割余が投票先を決めていないとしている。新人で会社社長の根上隆氏(64)は選挙活動をしていない。


 阿部氏は、7党の推薦を受けて全域で支持を伸ばしている。自民、公明党支持層のそれぞれ約9割、民主党支持層の約8割、日本維新の会・結いの党と社民党支持層の約7割を固めた。4割以上を占める無党派層にも広がりを見せる。「公共事業の進め方」「災害・地震対策」などを重視する層で支持が厚い。


 共産党県委員会の推薦を受ける野口氏は、同党支持層の5割余に浸透。争点やテーマで「国政と向き合う姿勢」を重視すると回答した人では阿部氏を上回る4割強から支持を得ている。自公政権批判を主張の柱の一つに据えているものの、安倍晋三内閣を「支持しない」と回答した層を引き付けきれていない。


 各候補が発表した政策の内容を「よく知っている」「少しは知っている」と答えた人は計58・2%で、告示直後の調査(7月24、25日)と比べると10・8ポイント増えた。


 投票先を「決めている」人は75・8%で、告示直後の調査から16・2ポイント上昇。阿部氏、腰原愛正氏、松本猛氏の新人3氏が争った2010年前回選の同時期調査の52・0%を大きく上回った。今回の知事選に「関心がある」(「非常に」「少しは」の合計)は78・4%で、告示直後から0・7ポイント低下した。