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信濃毎日新聞ニュース特集

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2015県議選

投票率 気をもむ市町村選管

2015年04月11日(土)

松本駅前では高校生も参加し、県議選への投票を呼び掛けた=10日、松本市

 県議選の投票率の行方をめぐり、選挙戦となった16選挙区の市町村選管では見方が分かれている。
 「激戦が予想され、有権者の投票意欲は上がると思う」。現行選挙区となって最多の4人が争う岡谷市・諏訪郡下諏訪町区(定数2)。岡谷市選管の担当者は、投票率の上昇を予測。同様に定数2をめぐって4人がしのぎを削る上伊那郡区でも、辰野町選管の担当者は「関心が高まっている」と見る。
 一方、佐久市・北佐久郡区も4議席を6人が争うが、佐久市選管は、ここ数回続けて激戦だったにもかかわらず投票率が下がってきたとし、「今回も下がる可能性はある」との見方だ。
 今回初めて商業施設の中に期日前投票所を設けた下伊那郡高森町では、期日前の投票率が前回選と比べ伸びている。しかし、同町選管は「明確な争点がないため、最終的な投票率が上がるかは見通せない」とする。
 県内平均投票率が戦後最低を更新し続ける状況に歯止めをかけようと、新たな手だてを取る選管もある。前回選の最終投票率が47・28%だった中野市は今回、期日前投票所の市役所で資源物回収を実施。2014年衆院選時に続きスーパーに「出張期日前投票所」も設けるなどした。市選管は「投票所に足を運ぶ人が増えた。最終投票率も前回選を上回りそうだ」とみている。
 塩尻市選管は、期日前投票会場の塩尻総合文化センターに新成人2人を5、11日に立会人として配置。若い世代に「少しでも選挙を身近に感じてもらいたい」との期待を込める。
 県選管は10日、県内108カ所に計700人余が出て一斉に投票を呼び掛けた。県選管の深沢賢一郎委員長は同日、「投票日には有権者がそろって投票に参加されるよう切に願う」との談話を出した。