高校野球2016
秋の北信越大会
北信越大会を終えて 惜敗の県勢、来年へ収穫も
2016年10月25日(火)

 第135回秋季北信越高校野球大会(15、16、22、23日・松本市、諏訪湖、上田県営)は福井工大福井の優勝で幕を閉じ、上田西、長野商、小諸商、飯山の県代表は4校とも準々決勝までに敗退した。ベスト4は福井工大福井、高岡商(富山)、日本航空石川、日本文理(新潟)の4校。地元開催にもかかわらず、準決勝以降の第2週は長野県代表が不在という寂しい大会となった。

 長野県勢は4校とも1、2点差の惜敗。1回戦で上田西に逆転勝ちした福井工大福井、飯山に競り勝った高岡商が決勝まで勝ち上がっただけに悔やまれる敗戦だった。

 4校に共通するのは、勝つチャンスがありながら、四球や失策、バントや走塁のミスをきっかけに勝機を逃した点。相手投手のレベルが上がり、簡単には得点できない試合展開の中で一つのミスが致命傷になった。打つ、投げるという基本的な部分は上位校と比べても遜色なかったが、勝負どころで確実に得点に結び付け、ピンチを回避できるかどうかの差が勝敗を分けた。

 一般選考による選抜大会出場の可能性が消えた長野県勢だが、収穫もあった。長野商の和田は連投でも力を発揮し、飯山の飛沢、上田西の工藤も有力校を相手に好投。4校とも地区予選の頃より一回り成長し、来年に向けた経験と手応えを得た。

 冬期練習のテーマもそれぞれ明確になった。長野商はバッテリーの配球を含め、守備に課題を残した。夏の主力7人が残り、上位進出が期待された小諸商は、エース高橋が調子を合わせることができず、本来の力を出し切れなかった。投手力を前面に出した戦いで臨んだ上田西と飯山は、攻撃力不足という課題が浮き彫りとなった。

 5年に1度となる秋季北信越大会の県内開催にもかかわらず、観戦した県内校のチームが少なかったのも残念だった。県高野連関係者によると、まとまって球場を訪れたチームは各日とも2、3校。県内各地区の1年生大会やルーキーリーグ、地域大会と日程が重なり、球場まで足を運ぶのが難しいチームもあったが、来春の甲子園出場を懸けた各県代表の真剣勝負からも学べるものは多かったはずだ。






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