TOP2011年03月県内の野菜価格下落 風評被害の影響指摘も

 県企画部は29日、東日本大震災発生後の食料品などの価格調査の結果を発表した。25日時点の野菜の価格が前週(18日時点)と比べて軒並み下がった。小売業者は、東京電力福島第1原発事故後に一部農産物から食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたことによる風評被害の影響を指摘している。

 調査は25日、県内のスーパーなど22店に訪問か電話で実施した。1キロ当たりの平均価格は、キャベツが168円(前週比8円50銭安)、ネギが757円70銭(40円20銭安)、キュウリが343円60銭(107円40銭安)、トマトが481円20銭(40円30銭安)だった。

 スーパーのマツヤ(長野市)によると、福島県や北関東地方のホウレンソウなどが出荷停止になった後、出荷停止対象になっていない北関東産などの野菜の販売が落ち込み、需要減に応じて値段も下がっているという。同社商品部の担当者は「この品目は安全だと説明しても、消費者に手に取ってもらえない」と話している。

2011年3月30日掲載

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