TOP2011年05月栄村の避難指示解除 「梅雨心配」「気が抜けない」

 下水内郡栄村は10日午後5時半、大雨で村内の中条川上流部で土砂の流出があるとして同日午前に下流域の中条地区と青倉地区の一部(計16世帯)に出した避難指示を解除した。夕方までに降水量が減り、中流から下流では流出がほとんど見られないことから判断。村役場に避難した21人は自宅に戻ったが、「雨の日が増える梅雨が心配だ」と今後に不安を募らせた。

 村役場には、不在の世帯を除く、両地区の11世帯21人が一時避難。中条地区で34日ぶり、青倉地区の一部では50日ぶりの避難指示は約7時間半で解除されたが、青倉地区の柳秀雄さん(76)は「雨が多い梅雨時まで、避難指示が繰り返されるのだろうか」と浮かない表情。「今後も気が抜けない」と話して自宅へ帰った。

 雨は11日も続く見込みで、県北信地方事務所は監視員を増員して24時間の警戒態勢を強化する。同事務所によると、現場の雨量計は午前4時半の降り始めから午後2時半までに50ミリに達したが、その後は小康状態だという。

 土砂流出の影響でJR飯山線は10日、戸狩野沢温泉(飯山市)-森宮野原(栄村)間で終日運休した。

2011年5月11日掲載

災害用掲示板(安否確認)