TOP2011年05月諏訪の処理場でもセシウム 金を含む焼却灰、売却見合わせ

 県環境部は23日、諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市)の汚泥の焼却灰などから、最大で1キロ当たり2010ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。同処理場の焼却灰などは金を含むため、県は昨年度2200万円余りで売却したが、当面売却を見合わせて処理場内で保管する。放射性ヨウ素は検出されなかった。
 同部によると、放射性セシウムの検出量(1キロ当たり)は汚泥の焼却灰が36ベクレル、焼却灰を溶かして固化した溶融スラグが23ベクレル、溶かす際に出る溶融飛灰が2010ベクレル、溶融炉の点検の際に出る煙道スラグが1370ベクレル。
 県の終末処理場ではほかに、千曲川流域下水道(長野市)の処理場2カ所の汚泥焼却灰からも3940~1740ベクレルの放射性セシウムが検出された。汚泥などは放射性物質の含有量の基準がないため、同部は24日にも国に処理方法などの基準を示すよう要望書を提出する。
 同部によると、放射性物質を含む雨が下水管に入るなどして処理過程で濃縮され、汚泥の焼却灰などから検出されたらしい。

2011年5月24日掲載

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