TOP2011年05月長野で再びセシウム検出 終末処理場2カ所の焼却灰

 県環境部は30日、長野市にある千曲川流域下水道の終末処理場2カ所の焼却灰について2回目の検査を行った結果、再び放射性セシウムを検出したと発表した。また、放射性セシウムが検出された焼却灰の搬出を見合わせている県内の処理場5カ所の空間放射線量も測定し、いずれも健康に影響のないレベルだったとした。

 焼却灰は19日に採取し、1キロ当たりの放射性セシウムは下流処理区終末処理場(長野市赤沼)で前回より1740ベクレル少ない2200ベクレル、上流処理区終末処理場(同市真島町)は1260ベクレル多い3千ベクレルで、「いずれも他県より大幅に低い」とした。

 空間放射線量の測定は、焼却灰から放射性セシウムが検出された処理場の周辺住民から不安の声が出たのを受けて実施。25日に千曲川流域下水道の処理場2カ所、諏訪湖流域下水道豊田終末処理場(諏訪市)、長野市東部浄化センター、上田終末処理場(上田市)の計5カ所で簡易測定機器を使って調べた。

 その結果、処理場の屋外で毎時0・03~0・07マイクロシーベルト。焼却灰の保管場所は同0・03~0・14マイクロシーベルトだった。長野市の県環境保全研究所で観測している空間放射線量の最大値は、25日は0・042マイクロシーベルトで、同部は「健康に影響がないレベル」としている。

 同部は空間放射線量の測定と焼却灰の検査は週1回程度続けるとしている。

2011年5月31日掲載

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