TOP2011年06月栄村、避難所生活解消へ 仮設住宅へ最後の入居

 県北部地震で被災した下水内郡栄村で追加発注された応急仮設住宅15戸が完成し、18日に入居が始まった。これで同村の応急仮設住宅55戸は全て完成。村役場に避難している女性1人も19日に引っ越す予定で、一時は1700人余りが身を寄せた村内の避難所は閉鎖されることになった。

 15戸が完成したのは横倉区の農村広場。午前の入居者説明会で島田茂樹村長は「地震からあすで100日。長いようで短かった」と述べた。

 同村は地震当日、村役場や栄中学校など7カ所を避難所に指定。避難所は段階的に縮小され、6月1日に避難者は村役場で暮らす石沢たみさん(91)1人になっていた。

 石沢さんは、住んでいた村高齢者総合福祉センターの修理が終わるまで応急仮設住宅で暮らすという。この日は中野市に暮らす三男の伸二さん(60)に付き添ってもらい説明会に出席。入居する部屋を訪れ、「ここは建物がたくさんあって迷いそう。隣の人にいろいろ教えてもらいます」と話した。

 県は当初、栄村内に応急仮設住宅40戸を発注。その後、入居希望者が50人を超えたのを受けて追加した。内訳は農村広場50戸、北野区の北野天満温泉駐車場5戸。一方、村は16日時点で53世帯105人が村外に避難しているとみている。

2011年6月18日掲載

災害用掲示板(安否確認)