TOP2011年10月地表で毎時1マイクロシーベルトなら除染 県が国より厳しい基準作成

 県は28日、周囲より放射線量が高く除染を必要とする基準を「地表で毎時1マイクロシーベルト以上」とする対応方針をまとめた。11月1日から県内全市町村の市役所・役場と各市町村の小中学校1校でも雨どい出口付近や側溝などを測定予定で、方針を適用する。

 国の除染基準は「地上1メートルの高さの放射線量が周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い個所」。だが、県が今月、北佐久郡軽井沢町の軽井沢高校などで雨どい付近や側溝などの放射線量を測定した結果、同高の校舎周辺の側溝では、地上1メートルが毎時0・29マイクロシーベルトだったのに対し、地表面では1・16マイクロシーベルトと高い数値が出るなど、放射線量に開きが出た。

 県環境部は「子どもらの安全を考えると、除染は地表面を基準に国より厳しく判断するべき」(環境部)としている。基準を超えた場合、土の除去や落ち葉の回収をする。県は、市町村が独自に放射線量を測定する場合にも県の方針を参考にしてほしいと呼び掛けている。

2011年10月29日掲載

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