TOP2012年04月青倉公民館が再建 栄村の集落再生の象徴

 下水内郡栄村が大きく被災した昨年3月の県北部地震で倒壊し、同村の集落再生の象徴ともされている青倉区の青倉公民館再建工事が終わり、1日の区総会で利用が始まった。高齢者が使いやすいようにと、以前は2階にあった大広間を1階に移した。屋根に雪が積もらないよう傾斜を急にする工夫も施した。

 木造2階建てで大広間は40畳。1階には他に、便所と台所、消防の機械器具置き場がある。2階は畳敷きの会議室や消防団の詰め所を設けた。

 村が総事業費3997万5千円をかけて建設。財源は高齢者向け施設整備に対する国の交付金3千万円と区民負担金などで、区民負担金は、同区に配分された村への義援金を充てるという。

 総会では、地震後に村内外の有志がつくり寄付を呼び掛けた「青倉公民館再建基金」に、約670万円が集まったと報告があった。新公民館が完成するまで使った仮設公民館の賃料や、新公民館敷地の地盤調査費、備品購入費などに充てているという。

 青倉区は、地震の被害が大きく、全壊した公民館の様子がしばしば報道された。このため、公民館再建が集落復旧のシンボルのようになっていた。

2012年4月 2日掲載

災害用掲示板(安否確認)