TOP2012年06月市町村の給食食材検査 県が精密検査を代行へ

 県は20日、県内市町村が独自に行う給食食材などの放射性物質検査について、国の基準の1キログラム当たり100ベクレル(一般食品)の4分の1に当たる同25ベクレル以上の放射性セシウムが検出された場合、放射性物質を精密に分析できる「ゲルマニウム半導体検出器」を使って県が精密検査を代行すると発表した。

 県環境政策課によると、市町村が使用しているのは、測定できる放射性セシウムの下限値が1キログラム当たり25ベクレルの簡易測定機器。同機器では測定できる放射性物質の種類が限られるため、市町村が独自に出荷自粛などを業者に要請する場合は、より精密な検査が必要になる。

 そのため、県は市町村の独自検査で測定下限値の25ベクレルを上回った場合、県環境保全研究所(長野市)に3台配備しているゲルマニウム半導体検出器を使って精密検査する。

 独自に検査を実施している市町村のうち、飯田、伊那、塩尻各市と北佐久郡軽井沢町、上水内郡信濃町など5市町から県に精密検査代行の希望が寄せられており、今後検査を開始予定の8市町村からも代行依頼があるという。これまでの検査で25ベクレルを上回った事例はない。

2012年6月21日掲載

災害用掲示板(安否確認)