TOP2013年06月「食で復興支援」佐久穂と連携 元五輪選手の畑中さんが仲介

 宮城県塩釜市で東日本大震災の復興支援に取り組んでいるモーグルの元五輪選手、畑中みゆきさん(37)=塩釜市=が28日、南佐久郡佐久穂町を訪れ、同町職員らと復興支援の連携を話し合った。同町は地元産の米粉麺「さくほーめん」など特産品開発に力を入れており、畑中さんらは食を通じた連携の可能性について意見を出し合った。畑中さんは、以前から佐久穂町営八千穂高原スキー場で練習し、町の特産品開発に関心を持っていたという。

 畑中さんは塩釜市出身。東日本大震災直後から支援を始め、塩釜名物で津波被害に遭ったノリを、浦戸諸島の生産者20人と協力し、「浦戸復興藻塩のり」として商品化した。大震災の記憶が風化することを懸念し、支援者が減っていくことや商品普及の方法に悩み、佐久穂の取り組みを参考にできないかと考え、情報交換の場を申し出た。

 町役場八千穂庁舎を訪れた畑中さんは、特産品開発などに取り組む町の任意団体「アンテナさくほ」の力武文雄さん(55)と町産業振興課の須田芳明課長と協議。力武さんは「さくほーめんなどの特産品を浸透させるため、食材を使った料理コンテストや取り扱い店舗を募っている」などと工夫点を説明した。

 畑中さんは「さくほーめんはノリとの相性も良さそうで、一緒に使った麺の新商品もできそう」と手応えを口にした。

2013年6月29日掲載

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