TOP2013年09月舞台公演で栄村を応援 10月19日から県内12会場で

 県子ども劇場おやこ劇場協議会(長野市)と県内の五つの芸術団体・個人でつくる実行委員会が10月から、2011年3月の県北部地震で被災した下水内郡栄村を応援しようと、日本の神話を題材にした劇「イワトとびらをひらけ!!」を同村など県内12会場で公演する。実行委は「被災者に楽しんでもらい、栄村にもう一度関心を持ってもらう機会にしたい」と話している。

 今回のために創作した脚本で、神話の世界に紛れ込んだ男子中学生が、神や農民と触れ合いながら成長し、天の岩戸を開く―という粗筋。10月19日から来年1月13日まで、長野、松本、上田、飯田、伊那、塩尻、茅野、飯山8市と上高井郡小布施町、栄村の計12会場で公演する。栄村文化会館で11月2日に行う公演は村民を無料招待する。

 5団体・個人は人形劇作家のくすのき燕さん(松本市)、葦笛工房(伊那市)、田楽座(同)、吟遊打人(下伊那郡高森町)、ましゅ&Kei(飯田市)。それぞれ県北部地震後に栄村の保育園や応急仮設住宅で公演したり、体験型講座を開いたりしてきた。

 昨年6月により多くの被災者が楽しめる劇を披露しようと決め、準備してきた。9月に入り、平日はほぼ毎日稽古しているという。同協議会代表の小林正典さん(58)=長野市=は「幼児からお年寄りまで楽しめる内容」と話し、来場を呼び掛けている。栄村の島田茂樹村長は「大勢の村民に来てもらえるよう、応援したい」と話していた。

 栄村以外での公演の入場料は千〜2500円。問い合わせは同協議会(電話026・292・6801)へ。

2013年9月26日掲載

災害用掲示板(安否確認)