TOP2014年03月福島の子招待 歓迎の演奏会 松本・四賀地区

 松本市四賀地区の有志の実行委員会は30日、バイオリン奏者天満(てんま)敦子さん(東京)の演奏会を市四賀支所ピナスホールで開いた。東京電力福島第1原発事故の影響を逃れ、4月から同地区で合宿しながら地元の小中学校に通う子どもたちを招待した。
 天満さんの演奏会は2003年から年1回開いており12回目。今年は約280人が訪れた。天満さんは「見上げてごらん夜の星を」やシューマンの「トロイメライ」など16曲を披露した。
 四賀地区では、原発事故後に松本市に避難した人らでつくるNPO法人「まつもと子ども留学基金」が民家を改修した寮で福島の子どもを受け入れる取り組みを開始している。参加予定の子ども8人は今月下旬から順次寮に引っ越してきている。実行委は「四賀で心地よく過ごしてもらうため、温かく迎えよう」と、演奏会に招くことにした。
 この日は前日までに寮に入った4人が会場を訪れた。天満さんは演奏の合間に、自分の母親が福島県相馬市出身で、親類に被災者がいることを説明。子どもたちに「福島とここ(四賀地区)は景色が似ている」などと話し掛けた。子どもたちは演奏終了後に天満さんと懇談した。

2014年3月31日掲載

災害用掲示板(安否確認)