TOP2014年04月県北部地震の瞬間―忘れない 栄・小滝集落の住民グループが記録集

 下水内郡栄村小滝集落の住民でつくるグループ「小滝復興プロジェクトチーム」が2011年3月の県北部地震の記録集「あの瞬間(とき)を忘れない」(A4判、49ページ)を発行した。地震直後の集落の写真や、住民へのインタビュー記事などを掲載。グループ代表の樋口正幸さん(55)は「後世に記録を残すとともに、読んでくれた人の万一への備えにつながればいい」としている。

 小滝集落は地震で17戸全てが被害を受け、震災後は13戸に減少した。

 写真は地震による雪崩で埋まった生活道路や地震が起きた午前3時59分で止まった時計など20枚を載せた。住民への聞き取りは今年1月から2月にかけて行い、38人分を掲載。地震発生当時やその後の心境をまとめた他、「壊れにくい軽い懐中電灯を用意する」「近所の状況を把握し、日ごろからコミュニケーションをとる」など、経験を通じた災害への心構えも記した。

 記録集は県の地域発元気づくり支援金の補助を受け200部作成。集落の各世帯の他、村の図書館や、JR飯山線森宮野原駅などに配った。

2014年4月11日掲載

災害用掲示板(安否確認)