TOP2014年06月復興支援のサッカー交流3年目 東北の児童招き千曲で28・29日

 千曲市サッカー協会などは28、29日、東日本大震災で被災した福島、宮城両県の小学生とサッカーを通じて触れ合う交流大会を市内で開く。2012年に復興支援として始め、今年で3回目。子どもたちに笑顔になってほしいと今年も企画した。同協会などは交通費を賄うため、シリコーン製のリストバンドを販売している。

 大会は県内外から23チームが参加し、市サッカー場などで各チーム1日3試合ずつ行う。福島県からは5チームが出場。今回初めて宮城県の1チームが加わる。県内からは千曲市、長野市、伊那市、松本市、坂城町などの16チームが集まる。

 千曲市サッカー協会は東日本大震災発生後、県内のボランティア組織に協力し、日用品を中心に支援物資を送ってきた。ユニホームが津波で流された被災地の少年サッカーチームにユニホームを作って贈る活動にも参加。今回初めて参加する宮城県気仙沼市の鹿折(ししおり)FCは、ボランティア組織がユニホームを贈った縁で招いた。

 被災地の6チームの児童や指導者約200人は電車やバスで千曲市を訪れる。市サッカー協会は交通費190万円余りを賄うため、ピンク色のリストバンドを販売している。大会名のほか、「共に歩み、道を拓(ひら)こう」といった前向きな言葉を記している。同協会企画運営委員長の唐木光則さん(43)=千曲市屋代=は「あとひと息です」と購入を呼び掛けている。

 大会は両日ともに午前9時ごろに始まる。同協会副会長の高井資昌さん(56)=坂城町網掛=は「被災地の子は長野に来た事をずっと忘れないと思う。いい思い出をつくることが私たちの役目」と話している。

 リストバンドの購入希望者は唐木さん(電話090・2213・1426)へ。

2014年6月14日掲載

災害用掲示板(安否確認)