TOP2016年03月「ふるさと栄村新聞」岡谷に展示へ 栄小6年生まとめた被災記録
栄村栄小6年生が県北部地震を振り返って作った新聞を持つ堀内さん

 下水内郡栄村の栄小学校の6年生7人が2011年3月12日の県北部地震についてまとめた「ふるさと栄村新聞」が、発生5年となる12日、岡谷市長地権現町の諏訪湖ハイツで展示される。企画した堀内一光さん(86)=岡谷市川岸東=は、ボランティアで被災した村民らと交流を続けてきた。「地震を風化させず、伝え継ごうとする子どもたちがいることを諏訪の人たちにも知ってほしい」と話している。

 堀内さんは、自身が立ち上げたNPO法人「腹話術友の会おかや」の仲間とともに栄村の仮設住宅や福祉施設などを毎年訪ね、腹話術で楽しませてきた。栄小児童の新聞作りを伝えた2月19日付の信濃毎日新聞朝刊信州ワイド面の記事を読み、「地元の人たちに読んでもらいたい」と同小に手紙を送り、写しを譲り受けた。

 新聞はA3判で、7人がそれぞれ手作りした。島田茂樹村長らに取材し、地震発生から約4時間後、全村民に避難指示が出たことや、避難所での食事の様子などをまとめている。「素早く行動し、自分や人の命を救えるようになりたい」「食べ物や水があることは幸せ。粗末にしないようにしたい」などの感じたことも記した。

 展示は午後1時?3時。入場無料。来場者には感想を書いてもらい、子どもたちに送るという。問い合わせは堀内さん(電話0266・23・6297)へ。

2016年3月11日掲載

災害用掲示板(安否確認)