駒ケ根の商店街、大声援 3年ぶり市街地に中継所

11月21日(月)

応援に来た人たちでにぎわう広小路商店街のアーケード。駆け抜ける選手たちに沿道から盛んな声援が送られた=20日午前11時半、駒ケ根市中央

 「行け行けー」「頑張れ」。県縦断駅伝2日目の20日、3年ぶりに中継所が戻った駒ケ根市の広小路商店街の沿道には、駅伝ファンら多くの人たちが詰め掛けた。地元の上伊那チームをはじめ、力走する選手たちに盛んな声援を送り、商店街を活気が包んだ。
 JR駒ケ根駅前の同商店街に設けられていた駒ケ根中継所は、2009年の大会から、新たに開通した国道153号伊南バイパスに移った。地元は、中心市街地のにぎわいのためにも、長年親しんだ場所に戻してほしい―と要望していた。
 約200メートルの商店街の沿道は両側とも人の長い列ができた。近くの畑口光三さん(78)は「街中の方が応援に来やすく、ことしは人出も多い気がする。上伊那は駅伝好きが多いからね」。
 上伊那チームで19区を走った関川美波選手(16)=伊那北高=の姿が見えると、声援もひときわ大きくなった。「上伊那頑張れ」「諦めるな」。湯沢舜選手(15)=駒ケ根東中=にたすきをつないだ関川選手は「思い通りの走りができず悔しかったけれど、商店街の大きな声援がラストスパートの力になりました」と感謝した。
 通りで青果店を営む福沢治朗さん(59)も手旗を振って応援。「ここ数年、県縦断駅伝が市街地を通らなかったので寂しかった。熱の入った応援でまちに活気が出てうれしい」と話していた。