生徒と走って実力アップ 上伊那、教員の北原さん

11月16日(金)

生徒と共に練習に励む北原さん(左)

 第61回県縦断駅伝競走(信濃毎日新聞社など主催)初日の17日、駒ケ根市東中学校教員の北原崇志さん(24)が、上伊那チームで1区(長野市、11・6キロ)を走る。大学生の時に故障をして競技から遠ざかっていたが、同校で陸上部を指導しながら生徒と一緒に練習。実力を付け、昨年の補欠から抜てきされた。「流れをつくって勝利につなげたい」と意気込んでいる。


 北原さんは高校、大学で陸上部に所属。高校では記録が伸びず、大学1年で両足を疲労骨折し引退した。完治後も走る機会はなかったという。


 教員として、男女とも県中学駅伝を何度も制している駒ケ根東中に赴任。陸上部顧問の竹田正樹教諭(50)の指導法を学ぼうとしていたが、生徒のペースメーカーをするように。走る楽しさを再び感じたが、「初めは女子にも付いていけなかった」と苦笑する。


 高校時代、1500メートルの自己記録は4分30秒だった。ことし8月の上伊那陸上選手権では4分2秒の大会新。竹田教諭は「朝夕に生徒としっかり練習することが良かったのではないか。生徒たちの良いお兄さんとして慕われている」と話す。


 東中からは今回、北原さんも含め4人が登録。3年の島龍之介君(15)は18日、地元の20区(4・3キロ)を走る予定だ。北原さんと部の有志が沿道で応援する。「地元で恥ずかしくない走りをしたい」と島君。補欠で3年の宮入唯さん(15)は「全力でサポートしたい」。初日に5区(上田市、3・2キロ)を走る2年の堀内智加さん(14)は「支援に応えたい」と話していた。