新旧監督、たすきリレー 上田東御小県がことし最後の練習

11月29日(木)

次期監督の宮岡さん(右から2人目)にたすきを渡すレッティさん(左)

 第61回県縦断駅伝競走(17、18日)で優勝した上田東御小県チームのことし最後の練習が28日夜、上田市二の丸の市営陸上競技場であった。この日で監督を勇退したカナダ人のビル・レッティさん(48)は「幸せでした」、次の監督となった宮岡聖次さん(48)は「レッティ監督がつくった明るい雰囲気を引き継いでいきたい」とあいさつした。


 レッティさんは就任した2009年にチームを初優勝に導いた。その後も2位、3位、優勝と好成績。2期4年の慣例に従って監督を退いた。この日は、午後7時から競技場のトラックで1時間ほど走った選手たちを前に、涙ぐみながら「重圧はあったが、(日本独特の)駅伝に関わり、カナダにはない喜びを味わえた」。宮岡さんに笑顔でたすきを渡した。


 レッティさんは上田市内で貿易会社を経営しており、今後もチームを支えるという。


 宮岡さんは兵庫県出身。西脇工業高校時代に全国高校駅伝で優勝経験があり、中央大時代も箱根駅伝に3回出場。1995年、転勤を機に上田市真田町本原に定住し、15年ほど前から同市のシナノケンシに勤務する。99年に旧上田小県チームで県縦断駅伝に出場。コーチを4年、昨年からは助監督を務める。「幅広い年代の選手の力を最大限引き出し、来年は連覇を狙います」と話した。