箱根へ「原点」で成長誓う 全諏訪・宮坂俊輔選手

11月17日(日)

4区を走り終えた全諏訪の宮坂俊輔選手(右)。5区の河西いづみ選手にたすきをつないだ=上田市の秋和中継所

 15チームが長野市から岡谷市までたすきをつないだ16日の県縦断駅伝。来年1月の東京箱根間往復大学駅伝競走出場を目指す専修大(東京)4年の宮坂俊輔選手(22)=諏訪市出身=は全(オール)諏訪のメンバーとして、エース級が集まる4区(15・6キロ)を走った。3大会ぶりに箱根駅伝に出場する専大陸上競技部で主将を務める宮坂選手だが、自身は調子が上がらず、10月の箱根駅伝予選会には出られなかった。箱根に集中するため県縦断駅伝に出るかどうか悩んだが、諏訪西中時代から6回目の出場となる「原点の大会」で成長したいと決意。箱根を見据えてレースに臨んだ。
 大学の記録会と日程が重なったこともあり、一時は県縦断駅伝への出場を見送ろうと考えた。だが、「箱根に向けてベストと思うプロセス」を考え、出場を決めた。
 16日は2位でたすきを受け、先頭の全佐久を追う展開。「次の選手に先頭を走らせたい」と走りだしたが、腹痛もあってペースが上がらず、順位は二つ落として4位。東海大三高(茅野市)3年河西いづみ選手(17)につないだ。
 区間8位。2011年に区間賞を取った力があるだけに、レース後「駅伝の厳しさを思い知った」と振り返った。
 専大の箱根駅伝に出る選手は、今後決まる。全諏訪には、練習内容を相談する仲の牛山純一主将(30)=茅野市役所=や、駒沢大時代に箱根駅伝4連覇を経験した塩川雄也選手(30)=SUBARU=ら力のある社会人がいる。宮坂選手は「県縦断駅伝の魅力は年代を越えて交流できること。いろんなことを吸収して帰りたい」と話した。