売木の協力隊・伊東さん、18区力走 40年ぶり村の選手に声援

11月16日(月)

閉会式後、メダルを胸に飯田下伊那チームの仲間と談笑する売木村地域おこし協力隊の伊東さん(右)=飯田市

 飯田下伊那チームで初出場した下伊那郡売木村の地域おこし協力隊、伊東和也さん(24)が、18区を力走した。約40年ぶりの村の出場選手を応援しようと清水秀樹村長ら村民有志も沿道で応援した。チームは2日目1位に輝いたが、自身は区間8位という結果に伊東さんは「悔しい」。「また1年、売木で走って村民の期待に応えたい」と、来年の駅伝に思いをはせていた。
 愛知県出身の伊東さんは、国内外のウルトラマラソン大会に出場して村をPRする同村の地域おこし協力隊、重見高好さん(33)に憧れ、今年4月に村の協力隊に着任。村内のランニングコースの整備などに取り組む傍ら、トレーニングを重ねてきた。
 伊那市から上伊那郡宮田村までの10キロを走り終えた伊東さんは「後半の坂がきつかった。力不足を痛感した」と振り返る。ただ、沿道に村民を見つけた時は「胸に熱いものが込み上げてきた」。
 ゴールの県飯田合同庁舎(飯田市)にも訪れ、伊東さんをねぎらった清水村長は「村から選手が出てうれしかった。これからも重見さんの背中を追って練習に励んでほしい」と期待していた。