伊那谷の走友会、上伊那で給水支援 「一体感味わえる」

11月16日(月)

21区で選手と並走しながら水を手渡す「ちいむもみじ」の男性(右)=飯島町

 上伊那地方の3給水所では、伊那谷を中心に県内外の約60人でつくる走友会「ちいむもみじ」のメンバー13人が、選手への給水を担った。最長の21区(17・0キロ)では、上伊那郡飯島町の国道153号沿いの給水所に4人が待機。駆け抜ける選手と並走しながら水の入ったペットボトルを手渡し、「良い調子」「行けるぞ」と声を掛けた。
 ちいむもみじ代表の唐沢文生さん(59)=上伊那郡箕輪町=によると、長野陸上競技協会の依頼で7年前に始めた。県縦断駅伝で地元走友会による給水は上伊那だけで、唐沢さんは「1分1秒を競う選手にとって給水は『勝負水』。縁の下の力持ちとして選手との一体感や緊張感を味わえる」。
 14日に上伊那チームで3区を走った駒ケ根市東中学校3年の白川大地君(15)は小学5年の時、ちいむもみじに加わる父真武(まさたけ)さん(57)と給水を手伝った。「間近で選手をサポートし、息子にとって良い刺激になった」と話す真武さんはこの日も、21区で給水に参加した。
 唐沢さんは「地元ランナーによる支援の輪が全県に広がればいい」と話していた。