全諏訪熱闘、2日間の軌跡 2年連続準V

11月17日(火)

雨の中、スタート直後の集団で競り合う13区臼田彩花選手(下諏訪中、中央)=15日、松本市

9区築舘陽介選手(佐久長聖高・右)から10区友井悠人選手(アルピコ交通)へのたすきリレー=14日、茅野市北山

 15日まで2日間、時折強い風と雨に見舞われながら、長野市から飯田市まで217・5キロを22人でつないだ第64回県縦断駅伝競走。全(オール)諏訪は猛追したが、2年連続の総合2位だった。その差は3分49秒。連覇を逃した昨年と同じく上伊那に敗れた。選手たちは、悔しさをかみしめ、優勝旗奪還を誓った。
 初日は1区矢沢明徳選手(19)=専大=の区間賞の走りで好スタートし、5区までは首位。一時3位になったが、8区で2位に浮上した。午後2時半ごろ、12区への中継点、諏訪市役所では、市民が声援を送る中、市職員金沢拓則選手(25)が駆け抜け、たすきを渡した。「(上伊那を)追う状況できつかったが、地元の声援には力をもらった」。初日は4分23秒差の2位だった。
 ゴール岡谷市役所では、力走する選手を大勢の観衆が声援と拍手で迎えた。同市長地権現町の主婦小林良子さん(68)は「こんな雨の中を大変だったろうに。本当にご苦労さまと言いたい」。
 2日目は15区鈴木優斗選手(17)=諏訪二葉高、18区清水大希選手(16)=東海大三高=がともに区間賞、21区牛山純一主将(32)=茅野市役所=が区間新記録の走りで猛追したが及ばなかった。
 飯田市の飯田合同庁舎前。上伊那が胴上げを始めると、アンカーを務めた22区西沢洋務選手(40)=イースタン=は「うらやましいですね」と悔しそう。三沢光晴監督(55)=原村役場=は「社会人選手の少なさをどうするか考えなければならない」と、来年に向けた課題を話した。