小布施中の生徒たちと一緒に給食を食べて交流する荒井選手(中央)

荒井選手「目標へ歩もう」 小布施の母校を訪ね交流

201609/14

 リオデジャネイロ五輪の陸上男子50キロ競歩で銅メダルを獲得した上高井郡小布施町出身の荒井広宙(ひろおき)選手(28)が13日、母校の小布施町栗ガ丘小学校と小布施中学校を訪れた。荒井選手はそれぞれ質問に答えながら計約920人の児童生徒と交流し、後輩たちに夢や目標に向かって頑張る大切さを伝えた。

 栗ガ丘小では児童と一緒に競歩をしたり、メダルを紹介したりした。荒井選手を走って追い掛ける子もいたが、荒井選手に勝つ児童はいなかった。荒井選手が4〜6年生の時にクラス担任だった加藤康恵教諭(59)は「昔から足がとても速かった」と振り返った。荒井選手が4年生の時に紙飛行機を18メートル90センチ飛ばしてクラス1位になったエピソードも紹介した。

 小布施中では生徒たちの質問に答えたり、一緒に給食を味わったりした。荒井選手は中学の時は夢らしきものがなく、「受け身の中学時代だった」と説明。高校で競歩を始めたが、大学ではいい記録が出ず「やめたいと思うこともたくさんあった」と振り返った。その後、内田隆幸監督(70)と出会って記録が伸びたという。「諦めずに頑張ってメダルが取れた。4年後もさらにいい色のメダルを取るのが今の目標。皆さんも何でもいいので目標を持って頑張ってほしい」とエールを送った。