信濃毎日新聞ニュース特集

2017衆院選

政策や訴え方考えてみた 都市大塩尻高でユニーク講座

2017年10月14日(土)

立候補者は誰を見ているのだろう―。大学生の助言も得て話し合う東京都市大塩尻高の生徒たち

 衆院選の立候補者側の視点から政治に声を届ける大切さを考えようと、塩尻市の東京都市大塩尻高校で13日、架空の街で行われる架空の選挙の陣営スタッフになって政策を訴える、ユニークな主権者教育の講座があった。
 若い世代に政治に興味を持ってもらおうと活動する都内の学生団体「ポテト」が企画。同校1〜3年生の希望者40人が参加した。
 架空とはいえ、舞台の街は年代別の人口比や投票率を全国平均に合わせて設定。生徒は5、6人の班ごとに陣営スタッフとして当選を目指し、「全国どこでもインターネット接続無料」「消費税40%で教育費や医療費は無料」「軍備拡充」「65歳以上は公共サービス無料」の4政策と、「選挙カー」「新聞広告」「チラシ」「ツイッター」「ネット動画」の五つの訴え方の組み合わせを考えた。
 「ネット無料はうれしい」「でもお年寄りは投票してくれないかな」などと生徒たちは盛んに議論。約2時間後、高齢者の投票率が高い一方、若い世代が低いことから、「65歳以上は公共サービス無料」の政策を掲げるのが当選に近いとの結論に落ち着いた。
 実際の選挙はより複雑だが、ポテト事務局長で早稲田大大学院1年の野田雅満さん(23)は、少子高齢化で高齢者層の政治的影響力が高まる「シルバー民主主義」を念頭に、「選挙に行く意味を少しでも感じてもらえたらうれしい」。3年生の藤沢拓海さん(18)=茅野市=は「若者の投票率が低いと候補者の政策に若者の意見が反映されなくなると感じた。今回の衆院選にはぜひ行きたい」と話した。


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