恒例くす玉、快走励ます 辰野のコースで上伊那応援

11月21日(月)

くす玉が割られたコースをトップで快走する上伊那の原さん(左)=辰野町

 「頑張れ」「あと少しだ」。20日、松本市から飯田市へたすきをつないだ第65回県縦断駅伝2日目。スタート地点や沿道では、高校生による演奏や住民手作りのくす玉などで力走する選手たちを励ました。
 17区のコースとなっている上伊那郡辰野町の国道153号沿いでは、上伊那チームを応援しようと恒例のくす玉割りがあった。50年以上くす玉による応援を続け、一昨年、91歳で亡くなった上島茂さんの親族の会社員上島繁人さん(47)が引き継いで4年目。トップで駆け抜けた上伊那の原広野(こうや)さん(24)=箕輪町役場=を後押しした。
 幼い頃から沿道で応援してきたという繁人さんは「くす玉は2連覇を果たした昨年の物を使い、験を担ぎました」と笑顔。垂れ幕には「頑張れ上伊那」の文字が書かれ、今年は新たにLED(発光ダイオード)も取り付けて点灯させた。
 上伊那は16区で首位に立ち、原さんがトップでやって来ると多くの人が「頑張れ」と声援。繁人さんは「勝てない時代はつらいこともあったけれど、1位で来てくれてうれしい」と感慨深げだった。
 原さんは目標を上回るタイムで走って2位以下を大きく引き離し、区間賞を獲得。「たすきを受け取ってすぐの場所でくす玉が見えたので『よし、頑張ろう』と思えた」と感謝していた。


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