優勝争い、上伊那筆頭か 全諏訪などV4阻止狙う

11月17日(金)

昨年の第65回県縦断駅伝で、応援旗を背にスタートする第1区の選手たち=2016年11月19日、長野市の信濃毎日新聞長野本社前

 第66回県縦断駅伝競走(信濃毎日新聞社、長野陸協、県教委、信毎文化事業財団主催、NTT東日本長野支店、長野日産自動車など協賛)は18、19日、地域代表15チームが出場し、長野市から飯田市の22区間217・5キロで競う。前回22区間のうち9区間でトップを奪い、2位に12分35秒の大差をつけた上伊那が優勝候補筆頭。3年連続2位の全諏訪、5年ぶりの優勝を目指す上田東御小県、メダル奪回に意気込む飯田下伊那や長野市などが上伊那の4連覇阻止を狙っている。
 上伊那は前回からメンバーの入れ替わりがあるものの、桃沢(サン工業)原(箕輪町役場)高梨(トーハツマリーン)ら主力は不動。前回10区の桃沢が21区、同21区の高梨が17区、同17区の原が10区を走り、長距離区間でライバルから大量リードを奪う戦略を描いている。
 鍵を握るのは初日だ。3区に伊藤(赤穂中)、9区には鈴木(鈴幸治療院)の区間賞候補を起用。各チームのエース級が集まる4区と6区で宮下竣(専大)、日野(神奈川大)の大学生がきっちり役割を果たせれば、上位でレースを進められる。初日にトップでゴールできれば、高梨、桃沢らが控える最終日は、より優位にレースを進めることが可能だ。
 雪辱を期す全諏訪は、初日トップを奪い、主導権を握るレースを狙う。宮坂俊(専修大職)が前回区間賞を獲得した4区を再び走り、難所の6区と8区には矢沢(専修大)と高橋(東農大)を起用。故障を抱えて控えに回っているエース牛山(茅野市役所)がどこまで回復できるかも大きなポイントだ。
 上田東御小県は高校生と若手社会人に勢いがあり、波に乗れば面白い。1区に小林(アート梱包)、2区に高木(佐久長聖高)、4区に小山(コトヒラ工業)を配置し、序盤から先行する展開を狙う。八反田(アート梱包)土屋(メクトロン)北沢(コトヒラ工業)のベテラン勢の走りが鍵を握る。
 長野市と飯田下伊那も穴の少ない布陣。初日の順位とタイム差次第で、優勝争いに絡む可能性もある。長野市は中学生区間の3区と4区の大野(長野市役所)で上位につける作戦。飯田下伊那も4区の仁科(小沢材木)と女子区間の5区で上位に加わってきそうだ。
 前回6位の全佐久は、高校生と大学生の活躍次第で躍進もありそう。前回7位の松本市は、10代の若手の力で浮上を狙う。実業団トップの押川(トヨタ自動車九州)を17区に起用する塩尻東筑木曽、昨年8位の中野下高井などを加えた入賞(6位以内)争いも激しそうだ。


Twitter

大会の歴史