恒例くす玉、紙吹雪舞う 上伊那のランナー後押し

11月20日(月)

「頑張れ上伊那」の垂れ幕が翻る道を力走する高梨選手(右)。ばっちりのタイミングで上島さんがひもを引いた

 17区のコースになった上伊那郡辰野町の国道153号沿いでは、上伊那チームの選手を応援する恒例のくす玉割りがあった。用意したのは近くの会社員上島繁人さん(48)。4連覇が懸かった今年は、10連覇、12連覇した過去の黄金時代を思い起こし、「古豪復活常勝上伊那」と書いた看板も新たに掲げた。
 くす玉割りは、上島さんの親戚で3年前に91歳で亡くなった上島茂さんが1959(昭和34)年、自宅前の区間を走ったおいを応援しようと始めた。茂さんが50年以上続け、2013年に繁人さんが引き継いだ。
 上伊那は2日目のこの日、最初の13区からゴールまでずっと先頭でたすきをつないだ。17区の高梨良介選手(21)=トーハツマリーン=がトップで通過する直前、上島さんは沿道にかがんでひもを引いた。竹ざおの先につるしたくす玉が割れると青空に紙吹雪が舞い、「頑張れ上伊那」の文字が躍った。
 「くす玉を割ってもらえるので、上伊那で一番いい区間を走れると楽しみだった」と高梨選手。くす玉が割れる瞬間を目にして「ここからもう一回頑張ろうと思った」と話し、区間3位の好走につなげた。


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