表彰式

 「第3回中学生新聞スクラップ作品コンクール」(信濃毎日新聞社、信濃毎日新聞販売店会主催)は、県内22校から345点が寄せられました。構成の仕方や着眼点などを基準に審査し、優秀賞10点と奨励賞15点を選びました。不況や新型インフルエンザ、教育問題など、作品のテーマは多種多様です。生徒たちはそれぞれの興味や関心に沿って新聞記事を集め、読みやすくなるようレイアウトなどを工夫しながら、自分の考えも盛り込んでまとめています。入賞作品を紹介します。

【入賞作品】(「賞」アイコンか、題名をクリックしてください)

優秀賞
私達を取り巻く教育問題
長野市・信大付属長野中2年
田中 恵理奈さん
優秀賞
世界中で身近に迫る危機!今、地球がヤバイ!!
長野市・東部中1年
伊藤 隆太朗さん
優秀賞
第二次世界大戦から64年
中野市・南宮中3年
伊藤 恵美子さん・関 麻琴さん
優秀賞
宇宙を見上げて きぼうの光
東御市・北御牧中3年
鳴沢 美樹子さん
優秀賞
不況と戦う!
佐久市・佐久長聖中1年
樫山 拓斗さん
優秀賞
脳死は人の死−2つの意見−
松本市・信大付属松本中1年
森 あゆみさん
優秀賞
ニッポニア・ニッポン永遠なれ 放鳥からの一年…
諏訪市・諏訪中1年
河西 宏樹さん
優秀賞
夏はどこへ行った
伊那市・西箕輪中3年
岩谷 勇斗さん
優秀賞
インターネットの光と影
長野市・信大付属長野中3年
野池 聡さん・野池 悠さん
優秀賞
感染列島
伊那市・長谷中3年
白川 翼さん・中山 大樹さん

【奨励賞の作品】

審査評 特徴ある作品 感性の高さ証明

信濃毎日新聞社 NIEアドバイザー 江沢 啓二さん

 新聞スクラップ作品は、自分の思いを主張するために、記事を切り取って整理し、模造紙に張ってコメントを書き付けたオリジナル新聞です。たくさんの出来事の中から「これだ」と思うテーマを決めて記事を選び、内容を分類・整理しながら意見を書き込んだものです。作品作りを通して、新聞を読みこなしながら社会の情勢を的確に把握することができ、自分なりの確かな考えを得ることができます。
  今年も、世の中を見つめる中学生のみずみずしい感性と、人を説得する論理的思考の鮮やかさに出合うことができました。
  応募作品には、「政権交代」「新型インフルエンザ感染拡大」「改正臓器移植法成立」「裁判員制度始動」など激動する社会事象を真正面からとらえて、自分の考えを堂々と主張したものが数多く見られました。また、今までと異なる切り口で環境問題を追究した作品や、インターネットの功罪について考えを深めた作品、新学習指導要領の改正点を明らかにしながら教育問題について論陣を張った作品など、今までと違った特徴ある作品が目につきました。その制作の姿勢が、作品を応募してくれた中学生の、社会を見つめる感性の高さを証明しているようでした。
  今の子どもは新聞を読まないとか、活字離れが止まらないといった言葉をよく耳にします。そう思われている方は、ぜひこれらの作品をご覧になってください。日々の新聞を読み込んで、自分の意見をしっかり持って発信している中学生の姿勢や能力に出合って、きっと感動することと思います。
  コンクールは今年で3回目ですが、確かに成長していることを実感しました。

 【NIE】エヌ・アイ・イー。Newspaper In Education(教育に新聞を)の略。