TOP2014年11月負傷・住宅損壊、広範囲に 続く余震、避難者に不安

 県北部で最大震度6弱を観測した地震は、29日で発生から1週間。県災害対策本部による28日までのまとめによると、重傷者10人を含む計46人がけがをし、北安曇郡白馬村、小谷村、長野市の全壊計33棟を含め、10市町村で930棟の住宅などが損壊。農地の地割れなども見つかっているが、被害の全容はまだ判明していない。余震とみられる地震が続いており、両村と上水内郡小川村の避難所8カ所で、計233人(28日時点)が不安な夜を過ごしている。

 地震発生は11月22日午後10時8分ごろで、気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・7、震源の深さは約5キロ。長野市戸隠、鬼無里、小谷村中小谷、小川村高府で震度6弱、長野市箱清水、豊野町、中条、白馬村北城、上水内郡信濃町柏原で震度5強を観測した。

 全壊した住宅は、白馬村が最も多く27棟、小谷村が4棟、長野市が2棟。半壊は小谷村で27棟、白馬村で17棟など、全体で62棟に上った。さらに、長野市で512棟、上水内郡小川村で207棟が一部損壊するなど、被害は広範囲にわたった。

 県によると、28日時点で白馬村201戸、小谷村110戸、長野市16戸が断水している。土砂の流入、崩落などにより、JR大糸線白馬(白馬村)―南小谷(小谷村)間で運行再開の見通しが立たず、国道148号なども通行止めが続いている。

2014年11月29日掲載