TOP2016年05月待望の「わが家」着工 白馬村営住宅、新たに10棟18戸
村営住宅の建設が始まったグラウンド=20日、白馬村神城堀之内

 2014年11月に県北部で最大震度6弱を観測した地震により大きな被害が出た北安曇郡白馬村で20日、被災者向け村営住宅の建設工事が始まった。地震発生から22日で1年半となるが、同村では20日時点で32世帯79人が自宅以外で暮らしている。村営住宅が完成する予定の11月末には、被災者の大半が避難生活を解消できる見通しだ。

 同村は神城堀之内と同三日市場、北城白馬町の3地区に10棟18戸の村営住宅を新たに建設。各戸とも木造平屋の3DKで、面積は77・86平方メートル。住宅を再建できない村民が入居を希望しており、今秋までに入居者を確定する。

 この日は建設用地の一つ、神城堀之内のグラウンドで安全祈願祭と起工式があり、施工業者や村、地区の関係者ら約50人が出席した。下川正剛村長は「復興の中途だが、ようやくここまで来たかという思い。また元気な地域になってほしい」とあいさつした。

 村によると、概算の事業費は約5億4千万円。国が5割、県が1割ほどを補助する。

 隣の同郡小谷村では、被災者向けの村営住宅が5棟10戸で完成しており、残る1棟2戸も7月までに出来上がる予定。村は村営住宅への入居が完了した時点で、災害対策本部を解散する方針だ。

2016年5月21日掲載