TOP2018年04月県が記録集を作る HPでも公開
県が作った記録集。カラー写真で被害を伝えている

 県危機管理部は、2014年11月22日に県北部で最大震度6弱を観測した地震の記録集を作った。被害が集中した北安曇郡白馬村、小谷村の両村長や被災住民らが震災を振り返る座談会の様子を収録。24日から県のホームページでも公開している。

 同部によると、地震被害は長野、松本、岡谷、中野、大町など9市3町4村に及び、住宅は全壊81棟を含む2402棟に被害が出た。全壊棟数は「戦後最大規模」という。負傷者は全県で重傷8人を含む46人。

 災害の概要、復興への道のり、住民同士の助け合いの取り組みなどをまとめた。同部の担当者は「地震で得られた教訓や課題を今後の防災態勢に生かしていく」としている。

 座談会は両村でそれぞれ開き、計7人が出席。被災時の様子や避難生活、防災の課題について語った。白馬村の下川正剛村長は「災害時は助け合いが大事ということが今回の地震ではっきり示された」とし、その重要性を全国に発信したいと決意を表した。

 冊子はA4判、フルカラー114ページ。500冊作り、県の各部局や現地機関、全市町村に配布する。一般への販売はしない。

2018年4月25日掲載