信毎 Housing Station
諏訪湖近くにマンション計画 諏訪市街地の人口増期待
2016年9月 3日(土)

 マンション分譲のマリモ(広島市)が、諏訪市湖岸通り3に10階建てマンションの建設を計画している。鉄筋コンクリート造り、高さ30メートルで、45戸を分譲予定。11月に着工し、2018年1月の完成を目指すとしている。JR上諏訪駅周辺では、諏訪駅前開発(諏訪市)が100戸以上の規模のマンションを建設する構想もあり、空洞化が進む市街地の人口増や経済効果に期待する声もある。

 マリモのマンションは市内で8棟目。建設予定地は13年12月に閉館したホテル「たかの湯」の跡地で、1233平方メートル。周囲には温泉旅館やホテルが集中し、マリモの既存のマンション「ポレスター諏訪湖岸通り」(15階・56戸)、「ポレスター諏訪湖岸通り弐番館」(10階・63戸)にも近い。

 同社は「諏訪湖に近い立地は魅力で、良好な住宅環境があれば住みたいという需要は多い」と見込む。予定地周辺の住民には、計画概要や日照の影響などについて戸別訪問して説明。施工業者を決めた後、工事内容などを再度説明するとしている。

 地元・中浜町区役員によると、一帯にはホテルやマンションなど高さのある建物が並び、計画に反対する声は出ていない。区役員の1人は「現在も区民の約半数はマンションに住んでいる。マンション住民にも地区の行事に参加してもらうなど、地域に溶け込んでもらえる関係を築きたい」と話している。

 市都市計画課は「市街地の人口が増え、周囲の商店などに活気が戻ることはありがたい」とした上で、「景観との調和や、地元との関係にも配慮した形で開発が進むことを期待したい」としている。

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