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新設の「信州の木」建築賞 根羽の高齢者施設に最優秀賞
2016年11月22日(火)

 県は本年度、木造建築の魅力発信や職人の技術向上を図ろうと、優れた木造建築物を表彰する「『信州の木』建築賞」を新たに設けた。飯山市文化交流館なちゅらで21日、表彰式を開き、最優秀賞に下伊那郡根羽村の高齢者福祉施設「ねばねの里『なごみ』」を選んだ。

 県建築住宅課によると、2010年以降に建てられた延べ500平方メートル以上の木造建築物を対象に募集し、保育所や福祉施設など22件の応募があった。研究者や建築士ら7人の審査委員が県産材の利用や地場産業発展への貢献といった観点で審査した。

 15年3月に運営開始した「なごみ」は、地元の根羽スギやヒノキを使った木造平屋で、延べ約2300平方メートル。設計に当たったみすゞ設計(飯田市)によると、間伐材を暖房に利用するなど環境にも配慮した。松下重雄代表取締役は「大変な光栄。木材建築ができる環境を次代につないでいきたい」と話した。

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