信毎 Housing Station
小谷に移住おためし住宅 5月中旬から入居者募集
2017年4月26日(水)

 小谷村は、村への移住を検討する人向けの「移住おためし住宅」を村内2カ所に整備した。ともに木造2階建ての空き物件を改装し、必要な家電や家具をそろえた。豪雪地帯での暮らしにまずは慣れてもらおうと考え、最長1カ月まで滞在できる。入居者は5月中旬から募集する。

 千国乙の土倉(ひじくら)地区の住宅は、築140年の元民宿を買い取った。1~6泊の短期滞在向けで、料金は1泊2500円。台所や風呂、トイレは共用とし、談話スペースにはいろりがある。定員10人。

 北小谷の深原地区の住宅は、築130年の空き家を譲り受けた。3日~1カ月の中長期滞在向けで、料金は1万5千~4万5千円。定員は1世帯。2軒合わせた事業費は、3106万円。建物改修に2696万円、家電など備品購入に409万円かけた。

 村へは年に20件ほど移住相談が寄せられるが、実際に移住するのは数組。仕事や物件がないなど個々の事情はあるが、冬場の除雪や地域の付き合いに不安を覚える人もいるという。村の担当者は「村の生活を体験できる場所があれば、移住後の定着につながるはず」と期待する。

 土倉地区の住宅には相談窓口を設け、村移住支援コーディネーターの福田晶菜(あきな)さん(29)が常駐する。移住希望者の相談に乗ったり最新の空き家を紹介したりする。問い合わせは村特産推進室(電話0261・82・2589)へ。

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