信毎 Housing Station
佐久市が移住促進へ補助 家財道具処分費など
2017年5月11日(木)

 佐久市は本年度、移住促進に向けて家財道具の処分費などを補助する事業を始めた。空き家の情報を移住希望者らに提供する市の事業「空き家バンク」に登録しており、1989(平成元)年以降に建築された一戸建て物件で、入居のために補修する必要がない―などと条件は厳しいが、住宅の清掃費も補助する。

 事業を始めた背景には、空き家バンクの登録数の減少がある。市は2008年に同バンク事業を開始。ピーク時には60件程度が登録し、専門誌で成約件数全国1位と紹介されたこともあったが、現在約40件に減っている。全国の他の自治体も移住施策に力を入れる中、優良物件の登録を促し選択肢を広げたい考えだ。

 補助金は、家財道具などの処分は補助対象経費の2分の1以内で、上限は10万円。住宅の清掃は全額が補助対象で上限は5万円。市観光交流推進課の小林智恵係長は「優良物件も年数がたてば劣化する。空き家バンクに登録すれば補助金が利用できる可能性もあるので、気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。

 細かい内容の問い合わせなどは同課(電話0267・62・3283)へ。

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