信毎 Housing Station
下條移住促進へ「お試し住宅」を 村会で条例可決
2017年9月22日(金)

 下條村議会は9月定例会最終日の21日、村側が提出した「お試し住宅設置条例案」を全会一致で可決した。村は本年度、村内に移住を希望する世帯に住宅を「お試し」で貸し出すため、空き家を購入、改修する計画。条例は、お試し住宅を7日間まで無料で貸し出すことを定めた。

 村総務課によると、同村陽皐にある木造平屋を購入し、年内をめどに改修する。事業費は計約380万円で、県の地域発元気づくり支援金を充てる。都内で開いた移住セミナーを通じて「お試し住宅」の利用を求める声が既にあり、空き家の整備完了まで村営住宅を無料で貸し出すための条例改正案も可決した。

 宮島俊明副村長は「移住先としては東北信地方が中心となっているのが現状。無料化することで南信地方に(移住希望者を)呼び込んでいきたい」とした。

 村議会はこの日の定例会で、ほかに村側提出の2016年度の決算認定案5議案を認定。国などに対して35人学級推進と教育予算増額を求めるなどの議員提出の意見書案5件を可決した。6月定例会で継続審議となった「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法に反対する請願は、同法が既に成立したことを受けて不採択とした。

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