信毎 Housing Station
山ノ内町、旧北小校長住宅改修 田舎暮らし体験住宅に
2017年12月20日(水)

 山ノ内町は、同町夜間瀬にある旧北小学校の校長住宅を田舎暮らし体験住宅「須賀川んち(愛称)」に改修し、19日、現地でお披露目会を開いた。竹節義孝町長や町議ら10人ほどが出席した。人口減少が続く中、町への移住希望者に期間限定で入居してもらう。地域の自然や生活環境、住民との交流を体験してもらい、移住につなげる狙いだ。

 住宅は1976(昭和51)年に建てられたが、長らく使われていなかった。旧北小は児童数の減少に伴い今年3月末に閉校し、西小と統合。今後も校長住宅として使う予定がないため、移住促進に役立てることにした。

 建物は補強コンクリートブロック造り2階建て(延べ83平方メートル)。1階に台所や居間、浴室、トイレ、洗面所などがあり、2階に和室2部屋がある。テレビや冷蔵庫、オーブンレンジなどの家電も備えている。

 町は簡易宿所営業の許可を取得。町への移住を検討している人が、連続7~30日間入居できる。使用料は利用人数にかかわらず、5~10月は1日1500円、暖房費がかかる11月~翌年4月は同2千円。1月4日から利用できる。食品や寝具などは利用者が準備する。事業費は1千万円余。国の地方創生拠点整備交付金を活用した。

 町健康福祉課によると、町内の人口は1万2766人(11月末現在)で、10年前の2007年の同時期と比べ15・0%減少している。「須賀川んち」を通じて移住を促し、地域活性化を図る。

 お披露目会では、竹節町長と町議会の西宗亮議長が木製の看板を掲げた。竹節町長は「田舎の暮らしを体験していただき、定住人口が増えてくれればという願いを込めて整備した」とあいさつした。

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