信毎 Housing Station
飯山市移住定住推進効果じわり 住宅設置が奏功
2018年4月19日(木)

 飯山市は18日、2017年度1年間の市内への移住者が06年度以降で最多の88人に達したと発表した。同市の人口は県内19市で最少の2万441人(3月時点)。市は移住定住対策を強化しており、移住定住推進住宅の設置効果や、15年3月の北陸新幹線(長野経由)飯山駅開業による交通の便の向上などが考えられるという。

 市移住定住推進課によると、市の移住相談窓口を通して移住した人数に限って集計した。17年度は県内からの移住が47人、県外からは41人でいずれも最多だった。このうち東京都、神奈川県、埼玉県から計26人が移住した。

 市のまとめでは、移住者数は06~11年度は30~50人で推移していたが、12年度は23人に減少。13、14年度は37、38人に増えたものの15年度は22人(県内16人、県外6人)に減った。

 市は16年に市内の集合住宅(80戸)を国側から取得。改修を進め、移住定住推進住宅として市外からも積極的に入居者を募ったところ、16年度は71人(県内41人、県外30人)に増加した。市は住宅の新築・改築の補助や空き家対策も行っているとし、近隣市町村を含む県内からの移住が増えたことも、移住者全体の増加につながったとみている。

 市の人口は06年末には2万4470人だった。市が今年2月に発表した推計によると、19年12月末時点に1万9900人となり、2万人を割る見通し。市は本年度も若者住宅を3戸建設するなどし、人口減の抑制を図りたいとしている。

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