信毎 Housing Station
天龍に移住定住体験住宅設置へ 村が議会に条例案提出
2018年6月13日(水)

 天龍村は、村内への移住を検討する人に生活体験の場を提供するため、「移住定住体験住宅」を設置する方針を決めた。12日開会の村議会6月定例会に入居条件や使用料を定めた条例案を提出した。早ければ10月ごろからの受け入れを目指す。

 村地域振興課によると、同村神原にある旧村向方児童館(250平方メートル)のうち、79平方メートルを居住用に改装。2泊以上の滞在が可能な人を対象にし、60日間まで貸し出す。使用料は3~5日間で5千円など。テレビや洗濯機などの家電を設置する。都内や中京圏で開く移住促進の催しや、NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京)の窓口を通じて情報発信する。

 村は同日、同住宅の整備費用249万円を盛った総額2575万円を追加する本年度一般会計補正予算案など7議案を提出した。

 ふるさと納税(ふるさと寄付金)の基金に関する条例改正案や、村外企業からの寄付金を財源にした新たな教育基金設置の条例案も提出。改正案は、ふるさと納税を財源にした奨学金制度「龍蛇山沢(りゅうださんたく)基金」について、積み立ての上限を500万円から1千万円に引き上げる内容。村内から高校や大学、専門学校などへ進学する人を対象にしており、利用者の増加に対応する。

 議会側は、専決処分8件を承認した。

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