県は、和小の校名を公表したことについて「学校や周辺地域などに予防意識を高めてもらうため」とする。半面、保育園名は明らかにしておらず、「規模がかなり小さく、感染した園児が特定される恐れがある」と説明。実名、匿名について「個々のケースで判断する」している。
県によると、和小の女児は発熱などの症状が出て21、22日に医療機関を受診。23日に詳細検査で感染が確定した。主治医の判断で入院しているが、容体は安定している。
東御市教委によると、女児は21日に実施した全校児童による避難訓練に参加した後、気分が悪いと訴えたため、大事を取って休校とした。同校は29日から夏休みで、同日以降に終業式を行う方向で検討している。
長野市内の4人は男性(29)、女性(32)のほか、親子の女性(38)と保育園女児。成人はいずれも会社員。それぞれ発熱などの症状が出て、23日に詳細検査した。全員、海外渡航歴はなく、自宅療養している。
市保健所はこれまで、簡易検査でA型陽性反応が出た場合に詳細検査を行い、感染が確認されたケースはすべて発表していた。24日からは厚生労働省の方針に基づき、集団感染の可能性がある場合に限って発表するとしている。