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糸静線の断層モデル


 政府の地震調査委員会が、震度試算に用いた糸静線の断層モデルは全長112キロ。北部1、北部2、中部1、中部2の4区間が、同時に動くシナリオを採用した。中部の断層の傾きを、より垂直に近いように設定したことなどから、上からはほとんど幅がないように見える。
 区間ごとに、大きくずれる場所(アスペリティ=黒い升目)を1カ所ずつ設定したモデルと、2カ所ずつ設定したモデル=地図参照=を検討した。黒い星が震源で、松本市付近の牛伏寺断層北端に設けた。
 各区間で断層が動き始める地点や大きくずれる場所などは、断層が折れ曲がる場所や、過去の地震で大きくずれた場所などを参考に設定した。特に大きくずれる場所を事前に特定するのは困難とされるが、同断層帯の各地で行われたトレンチ調査などの結果、ある程度予測可能になってきている。
(2001年7月20日掲載)

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