質問提供「速やかに」 経営戦略局長 謝罪に応じず


 県の松林憲治・経営戦略局長が、県議会事務局に議員の一般質問の項目を事前に「速やかに提供」するよう要求し、金井範夫・議会事務局長が「全く誤った認識」として松林局長に謝罪を求めていた問題で、松林局長は29日、「当局の依頼の趣旨が全く理解されず残念」と文書で返答、謝罪要求に応じなかった。

 田中知事が「ガチンコ勝負」を掲げ、事前に議員から質問内容を聞き出す「質問取り」を廃止した経過があることから、金井事務局長は「ガチンコ勝負、質問取り廃止−という旗は下ろさず、裏では『質問をよこせ』ということ自体おかしい」と話している。

 県議からは「(松林局長の)真意がさっぱり分からない。一般質問でただす必要がある」との声も出ている。

(2005年6月30日 信濃毎日新聞掲載)