県が昨年12月に示した当初案では、給料調整額や手当の見直しによる節減額を年間40億円と見込んだが、県側の譲歩で12億2000万円になる。期末勤勉手当(ボーナス)への影響分も含めると節減額は15億5000万円。退職金の算定にも影響する。
合意によると、知事部局の給料調整額91区分のうち、37区分は廃止、47区分は特殊勤務手当(特勤)に切り替える。6区分は減額、1区分は現状維持。県教委の7区分のうち3区分は廃止、4区分は特勤に、企業局(1区分)は特勤に切り替える。
計28種類ある特殊勤務手当は、放射線取扱手当など10種類を廃止、税務手当など15種類を減額する。ほかに、最大で給料の16%相当から3%相当に減らす教員のへき地手当などは、最長2008年度までかけて段階的に削減する。
田中知事も出席した最終交渉は30日午後に始まり、休憩などを挟み約12時間に及んだ。
(2006年5月31日 信濃毎日新聞掲載)