信濃毎日新聞

長野県政

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 県は29日、2010年度当初予算案の知事査定で、6月のフジドリームエアラインズ(FDA)の県営松本空港就航に向け、利用促進費などに計6149万円を計上することを決めた。年間約4200万円と試算する着陸料も全額免除する方針で、FDA支援の規模は実質1億円を超えることになる。
 査定では、空港利用促進策に前年度当初比2・7倍の1890万円を計上。FDAの札幌(新千歳)、福岡2路線を活用した旅行商品の企画販売を促すため、旅行業者への奨励金制度を新設。毎週1商品を対象に、一定の枠内で利用者1人につき千~2千円を支援する。中信に偏る利用者を全県に広げるため、02年まで運行していた長野市への直行バスを復活する。
 県は3月をめどに、地元市町村や経済団体などとFDAが定期的に意見交換する「FDA運航支援会議」を設置。就航後も支援内容について柔軟に対応する方針だ。
 初期投資への補助は、松本空港ターミナルビル内の搭乗手続きカウンターや事務室の改修、発券システムが対象で2082万円を計上。地元地区との協定に基づき、新たな運航機種となるエンブラエル170と同175の騒音調査も行う。着陸料は、新規路線に対する空港条例の規定に基づき全額免除する。
 知事査定ではこのほか、商工労働部関連で中小企業融資制度資金の融資目標額を前年度当初より50億円上積みし、当初予算では最大規模の1200億円とすることを決めた。建設部関連では、県産材や自然エネルギーを利用した住宅を新たに「ふるさと信州・環(わ)の住まい」に認定、助成する制度に1億5600万円を計上する。

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