信濃毎日新聞

長野県政

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 県衛生部は2日、2010年度当初予算案に医師確保対策として本年度当初(5億1800万円)並みの5億1千万円を計上する方針を明らかにした。後期研修医を多く受け入れる地域の中核病院を対象にした助成制度を新設。医学生などへの奨学金制度も拡充し、「引き続き県政の重要課題に位置付けていく」(医師確保対策室)としている。
 新たな助成制度は「即戦力」になる後期研修医や、指導医の受け入れ環境整備に必要な経費について、8カ所程度の病院を選んで支援し、医師不足に悩む周辺の病院への医師派遣につなげる。予算案には計8千万円を計上する。
 医学生らへの奨学金制度は新規分の枠を5人増やし、計25人とする。来年度の貸与先は継続分を含め計75人となる予定で、計1億8千万円を計上する。県外から着任する医師への研究資金貸与やドクターバンク事業も継続する。
 医療分野ではこのほか、県看護大(駒ケ根市)に11年度、認定看護師の養成課程を開設するための準備費として2100万円を盛る。老朽化のため建て替える県立阿南病院(下伊那郡阿南町)の設計費5800万円も予定する。
 12月の新病棟開設を目指し全面改築を進めている県立駒ケ根病院(駒ケ根市)の整備には20億5千万円。新病棟開設に伴い、同病院に設けている夜間や休日の電話相談窓口「精神科救急情報センター」は24時間態勢とする。

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