新たな助成制度は「即戦力」になる後期研修医や、指導医の受け入れ環境整備に必要な経費について、8カ所程度の病院を選んで支援し、医師不足に悩む周辺の病院への医師派遣につなげる。予算案には計8千万円を計上する。
医学生らへの奨学金制度は新規分の枠を5人増やし、計25人とする。来年度の貸与先は継続分を含め計75人となる予定で、計1億8千万円を計上する。県外から着任する医師への研究資金貸与やドクターバンク事業も継続する。
医療分野ではこのほか、県看護大(駒ケ根市)に11年度、認定看護師の養成課程を開設するための準備費として2100万円を盛る。老朽化のため建て替える県立阿南病院(下伊那郡阿南町)の設計費5800万円も予定する。
12月の新病棟開設を目指し全面改築を進めている県立駒ケ根病院(駒ケ根市)の整備には20億5千万円。新病棟開設に伴い、同病院に設けている夜間や休日の電話相談窓口「精神科救急情報センター」は24時間態勢とする。