
県内の小学生が対象の「第10回県こども新聞コンクール」(信濃毎日新聞社、信濃毎日新聞販売店会主催)は、過去最多の9637点の応募がありました。6地区での審査会で選ばれた135点が最終審査を受け、優秀賞15点、第10回記念特別賞12点、奨励賞30点が決まりました。10月17日、長野市の信濃毎日新聞社で優秀賞の表彰式がありました。新聞からは、子どもたちが調べて分かったことに驚き、それを多くの人にも知ってほしいと、工夫をしていることが伝わってきます。135点を紹介します。

- 優秀賞・低学年の部
- 内堀大獅子新聞
- 長野市・通明小3年
宮岡 晃太さん

- 優秀賞・低学年の部
- すごいぞ!中条村
- 中条村・中条小3年
小林 楓太さん

- 優秀賞・低学年の部
- 佐久病院ドクターヘリ新聞
- 佐久市・田口小3年
山崎 一貴さん

- 優秀賞・低学年の部
- 水引新聞
- 伊那市・西春近南小3年
宮下 夏実さん

- 優秀賞・低学年の部
- ごんげん山の丁石
- 飯田市・丸山小3年
岩戸 すずかさん

- 優秀賞・高学年の部
- 川中島白桃新聞
- 長野市・通明小6年
望月 瑛奈さん

- 優秀賞・高学年の部
- シャカシャカ新聞
- 長野市・共和小6年
宮尾 香穂さん

- 優秀賞・高学年の部
- くもの巣新聞
- 長野市・裾花小6年
柿沢 和奏さん

- 優秀賞・高学年の部
- 交通事故撲滅新聞
- 上田市・神科小6年
依田 奈弓さん

- 優秀賞・高学年の部
- 私達のくらし新聞
- 上田市・塩川小6年
荻原 萌さん

- 優秀賞・高学年の部
- シカ出没新聞
- 松本市・山辺小6年
小岩井 三鶴さん

- 優秀賞・高学年の部
- GO!GO!図書館新聞
- 岡谷市・長地小5年
牛越 優紀さん

- 優秀賞・高学年の部
- 辰野町三丁目の夕日新聞
- 辰野町・辰野西小5年
米沢 明莉さん

- 優秀賞・高学年の部
- 夢のかけ橋新聞
- 飯島町・飯島小6年
増沢 果菜実さん

- 優秀賞・高学年の部
- もう大変!!鳥獣被害新聞
- 松川町・松川北小6年
南林 いずみさん

審査を終えて
県教委教学指導課 田畑 卓朗さん
こども新聞コンクールも10回目を迎え、新聞の完成度も高くなってきています。どの入選作品も、身近なことを題材にし、地道な「取材」を重ねた上に、読み手の心をつかむ「記事」を考え、構成やデザインを工夫しながら「編集」してありました。
特に、見出しでは、「丁石ってどんな石?」のように疑問の形にしたり、「家の田んぼにもシカが来た!!」のように事実をそのままぶつける形にしたり、「やられた!とられた!食べられた!」のようにキャッチコピーの形にしたりするなど、読み手の関心を引く工夫がされていました。新聞の見出しは重要で、見出しを目で追っていくだけで、この新聞が何を伝えようとしているのか分かるほどです。見出しを考えることが、記事の内容を絞ったりすることにつながります。
また、手描きの図やイラストを上手に活用して、「手づくり」の良さが出ている新聞が増えてきました。ワープロなどでつくった新聞では生み出すことのできない「温かさ」や「素朴さ」、「ひたむきさ」が、この手づくり新聞からは生まれます。
さて、みなさんが、このコンクールを通して学んだことは何ですか?「新聞のつくり方を知った」ということはもちろんですが、「新聞をつくることで、世の中のいろいろな『人』『もの』『こと』に、目を向けることができた」と思えたならば、それが一番すばらしいことだと思います。これは、新聞づくりを通して社会とつながったことを意味するからです。これからも、「おもしろそうだな!」「調べてみたいな!」と思ったことを題材に、手づくり新聞に挑戦することで、「人」「もの」「こと」とのつながりを深め、自分の世界を広げていきましょう。